きままにたんぼ際 秋の花
2013年 09月 23日
イガが割れ、栗が覗いているところを初めて見たので
夢中でシャッターを切りました。
彼岸花は今が最盛期。
昨年よりもたくさん見かけました。
1週間前には何もなかったところに
あっという間に咲いてきます。
どんなに群生していても、
その姿は2週間ほどでなくなってしまいます。
でも、鮮やかで個性的な花の姿は
記憶の中で咲き続け
この季節になると、咲き始めるのを心待ちにしています。
でも、地方によっては
「死人花(しびとばな)」なんて、呼ばれているとか。
「子どもの頃、きれいだと思って摘んで帰ったら
お祖母ちゃんから、ひどく怒られたよ!」
って話しを聞きました。
私は好きなんだけどなぁ。
彼岸花のそばにあった銀杏の木を見上げると実がついています。
これも初めてお目にかかりました。
「ぎんなん」は梅の実のように、実の中に種があって
その種を割ったら出てくることは知っていましたが
本当に梅の実そっくりですね。^^
「おしろい花」でしょうか?
オレンジ色は、はじめて見ました。
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記事をアップした日の夜に
「円山生活の会」の明子さんからメールが届きました。
この花の名前は「ルコウソウ」だそうです。
円山ステッチにも自生していて、強い草だそうです。
色味がいまひとつですが
「秋の七草」のひとつのハギです。
「秋の七草」が選ばれたのは
『万葉集』で詠まれた歌が由来といわれているので
1200年以上も古(いにしえ)の昔から親しまれているわけです。
そう思うだけで愛おしくなってきます。
かすかに青みがかった野菊。
本を片手に「ノコンギク」に似ているなぁ。
と思っていますが、どうなんでしょう?
いちばん驚いたのが「紫陽花」
まだ、こんなにみずみずしい紫陽花が咲いていました。
気をつけてみていると、山影になった場所では
今も咲いている紫陽花がちょこちょこありました。