玉造温泉を歩く 玉造グランドホテル長生閣
2014年 08月 20日
お宿は「玉造グランドホテル長生閣」にお世話になりました。
創業210年を迎えるという老舗旅館。
出発の2週間前に思いたち
最後の1部屋というくらい、ぎりぎりの予約でした。
ホテルの車寄せに車を止めると
ドアマン係り、ポーター係り、ドライバー係りと
4~5人のスタッフが出迎えてくれ、車の鍵を渡せば
すぐにチェックインができました。
建物は古いながらも
エントランスからロビーにはいると
正面に滝の流れるお庭が
ドーンと出迎えてくれます。
もう、このロケーションだけで
「ここに泊まれて良かった~。」と
写真では手前の梁でさえぎられていますが
山の斜面を利用して、上の方までお庭が続いています。
数多く植わっているサツキも圧巻で
GWに訪れたら、さぞかし美しいことでしょう。
夜のライトアップも可愛らしい演出です。
この庭園の中に茶室があって
お手前を披露していただけたら最高の贅沢だろうなぁ。
いやいや、野点でもじゅうぶん。
お抹茶とともに季節の和菓子が頂けるだけで
雅やかな、ひとときが楽しめますもの。 ^^
翌朝、ゆっくりとこの庭園を散策したかったけれど
予報どおりの雨で残念ながら断念。
お部屋は、旧館ながら設備も整い
清潔感がありました。
実は予約した時には、いいお部屋は満室で
配管が見えるお部屋かも…。とネットにあったので
「旧館でも良いから静かな部屋に~!。」
と、泣きを入れていました。 ^^;
サニタリー設備は新しく
バスルームとトイレが別々になっているのがいいです。
バスルームを使うことはありませんでしたが。
洗面所も広く壁一面が鏡。
女優ライトは無いけど、ここでお化粧もできました。
クーラーだけは床置き式の年期の入ったものでした。
(写真に残さなかったことが残念なくらい!)
今では見かけることが無いほど珍しいタイプです。
もちろん、機能はしていますよ。
温泉に入って浴衣に着替え、館内や温泉街巡り。
(温泉については長くなるので後日に)
今年の夏は週末になると雨ばかりで
やっと、おニューの浴衣に袖を通すことができました。
浴衣が紫なので帯は補色の黄色をチョイス。
旅館にもレンタル浴衣が沢山ありました。
帯は兵児帯のような柔らかいものだったので
若い子向けかな。
帯を持参すれば、マダムがレンタル浴衣で
温泉街を歩いても恥ずかしくないと思います。
夫は宿の浴衣で。
浴衣に合わせた3Dジェルネイル。
いつものシャーロットさんにて。
夜はホテルのスタッフによる太鼓のショーがありました。
スタッフの方々は、とてもフレンドリーで
短い滞在時間ながら
リゾートホテルのスタッフのように接して下さいました。
会場が薄暗くなると
八岐大蛇と須佐之男命が乱入してきて
神楽の花形演目「大蛇」の激しいクライマックスシーンに!
岡山でも備中神楽が有名だけど
本物の出雲神楽も見たくなってきました。
翌朝は雨にも関わらず
大勢のスタッフの方が見送ってくださいました。
お盆のいちばん忙しい日だったと思うけれど
どなたも上品でにこやかに対応してくださいました。
玉造温泉のホテルは
星野リゾートの「界 出雲」や「佳水苑皆美」など
泊まってみたいホテルがいくつかありましたが
「玉造グランドホテル長生閣」も
リピートしたいホテルとなりました。
もっと早く計画をして、いいお部屋に泊まらなきゃ!