出雲の旅 <出西窯>
2014年 08月 26日
訪れてみたいと思っていた窯元「出西窯」。
お友達のyosieさんからも
「ぜひ行ってみて!」と勧められていました。
私でも知っているほど全国的に知られた窯元です。
穏やかな田園風景の中にあり
石州瓦の赤い屋根があざやかでした。
「無自性館」という展示販売館があって数多くの器が見られます。
ここでは好みの器で飲み物がいただけます。
ぽってりとした厚みがあり
温もりを感じる白いカップをチョイス。
ボーンチャイナや白磁のように
青みがかったクールな白が好きだったのに
何故か惹かれました。
「出西ブルー」と呼ばれる
あざやかな瑠璃色の器も綺麗だったけど
お料理が色に負けちゃいそうな気がして手がでませんでした。
でも、お家計の時いただいたフリーペーパーには
この色の器にカレーやソテーを盛りつけた写真があり
調和しているように見えたので次回のお楽しみに。
夫の選んだカップも白。
工房も「どうぞ。どうぞ。」と
自由に見学させていただきパチリ。
奥に登り窯が見えます。
「型があるのかな?」と思うくらい
並べられた器は、きれいにサイズがそろっていました。
でも、轆轤(ろくろ)が窓際にズラーっとあり
30近くあったかな。
確かに一人一人の陶工さんの手で作られているのです。
手仕事には見えない手仕事です。
「うつわの定朝様式みたい。」と思ったのは私だけ?