石上布都魂(いそのかみふつみたま)神社は、すごかった!

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奈良の天理市の「山の辺の道」沿いにある

石上(いそのかみ)神宮に祀られている神剣が

元は、この神社に祀られていたと聞き訪れてみました。 

という事は、とっても古~い神社です。


神木に囲まれた鳥居を抜け、山を登り

参道の階段を上ると中腹に社殿にたどりつきました。


 
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かつて、ここに祀られていた神剣は

「蛇之麁正(おろちのあらまさ)」と呼ばれ

八岐大蛇(やまたのおろち)を斬った神剣と伝わっています。


なぜ、ここに祀られていたかというと

素戔鳴尊(すさのおのみこと)が大蛇を斬った後

ここから数㌔程離れた「血洗いの滝」で

血のついた神剣を洗ったと伝わっていることも

関係しているのではないでしょうか?

社名の「布都魂」は神剣を意味するそうです。


参拝していると

「ようこそ。お茶を飲んでいかれませんか?」

と声をかけられ、お邪魔すると

神社の前代の宮司さまも、いらっしゃり

神社の歴史など、いろいろ興味深いことをを教えていただきました。



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御神祭は天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟

素戔鳴尊(すさのおのみこと)で

八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した神様です。
 

その後、神剣は仁徳天皇の時代に奈良に移され

石神神宮の御由緒記にも

そのことは記されてあり

明治7年、石上神宮では古記録に基づき 

神剣発掘を行ったところ、錆びた剣が出土し

これこそ、神剣「蛇之麁正(おろちのあらまさ)」として

現代に伝わっています。



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「備前一宮 式内社」の碑。

社歴の古さを物語っています。

本来の備前一宮は、ここ石上布都魂神社で

吉備津彦神社が一宮と呼ばれ始めるのは

ずっと後の時代だそうです。



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宮司さまから古代より信仰の拠りどころとなった

磐座(いわくら)をぜひ見てくださいと薦められました。


磐座は社殿などが建てられる以前の

原始的な祭祀の場所だそうです。


つづら折りの狭い山道を登ると



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鬱蒼とした森の中に、時折眺めの良い場所があります。

500㍍ほど登ると



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鳥居が見えてきます。

元々はこの奥に社殿があったのですが 

火事で焼け落ちてしまい

先ほどの位置に社殿を移されたそうです。



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鳥居をくぐり、振り返ると

大蛇(おろち)のようにうねった道。



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更に登ると、本宮が見えてきました。


ご神体でもある磐座(いわくら)はどれだろうと 

見渡していたら、本宮の背後に鎮座した

目の前の巨大な岩がそれでした。

でかっ!


(腰掛のような大きさの磐座しか

お目にかかったことが無かったので…。) 




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結界が張られ、禁足地となって畏敬されています。


宮司さまの奥様が

「昨日だったら、崇敬祭で賑やかだったんですよ。」

とおっしゃられていました。


ここは、古代の信仰を伝える遺跡ではなく

太古の昔から今に至るまで

脈々と祈りが継承されている場所なのですね。



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宮司さまのお話では

池田綱政公の時代に拝殿、幣殿、神楽殿などの建物が創建され

姓も「物部」を名乗るようになったそうです。


奈良の石上神宮に比べると小さいのですが

石上布都魂神社は「奈良・石上神宮の本宮」となっています。


素朴な社殿でしたが、社歴のいわれと歴史の長さは

神話の世界から続く、すごい神社でした。



2017年初詣に行ってきました。その時の記事です。








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Commented by nana_delicious at 2015-05-18 17:10
自然の力強さに圧倒されますね。
緑が美しくて本当に綺麗です。
岡山に行きたいなぁ!
Commented by mami-2013 at 2015-05-19 23:58
nanaさんコメントありがとうございます。
昨年はGWに岡山に来られていましたね!
岡山は、美味しい物が多い秋もおススメですが
nanaさんには、夏のひと月だけしか味わえない清水白桃を
丸かじりで、食べていただきたいです。
by mami-2013 | 2015-05-15 18:30 | おでかけのこと | Comments(2)

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