人気ブログランキング | 話題のタグを見る

夏越祓(なごしのはらえ)と水無月

夏越祓(なごしのはらえ)と水無月_d0295818_13523748.jpg

昨日6月30日は、「夏越祓」でした。

この半年の罪やけがれを払い

残りの半年を無病息災で過ごせるよう祈願する神事です。


神社の境内にチガヤで作られた大きな輪は

見たことがあっても

一度もくぐったことがなかったので

近所の神社へ「茅の輪くぐり」に行ってみようと

家を出たとたん 

大雨になってしまい断念。



夏越祓(なごしのはらえ)と水無月_d0295818_1432847.jpg

でも、時間はたっぷりあったので

水無月(みなづき)を作りました。 


もともと京都でこの日、食べられる和菓子。

一度、食べてみたかったので

手持ちの料理本を参考に作ってみました。


水無月は外郎(ういろう)生地に
 
小豆をのせた和菓子です。


きらびやかな名古屋の外郎より

地味だけど上品な山口の外郎が好きな私は

上新粉の代わりに吉野の葛を使ってみました。

(山口の外郎は、本来はわらび粉ですが手に入らないので。)


上の小豆は悪魔払いの意味があり

三角の形は暑気を払う氷を表しているそうです。


「体を冷やさない」という、きび糖を使ったら

真っ白な外郎にはなりませんでした。


涼しげな氷をイメージして
 
来年は、白いお砂糖でリベンジです。 



夏越祓(なごしのはらえ)と水無月_d0295818_12182564.jpg

作り方

材料: 葛粉 大さじ2、白玉粉 大さじ2、小麦粉 120㌘、水 230ml
     砂糖 120g 、茹で小豆120~140g

1.ボウルにくず粉と白玉粉のつぶを潰す。

2.小麦粉、砂糖を合わせ、水200mlを2~3回に分けて加え、その都度よく混ぜ合わせる。
  網をとおしてダマをなくす。

3.バット(又は耐熱の容器)の内側を水でぬらし、1の5/6量を流し入れ、湯気のあがった蒸し器に
  入れて強火で10分蒸す。

4.表面が固まっていれば、茹で小豆を散らし、残りの1に水30ml加え、よく混ぜ合わせて
  流し入れ再び 12~15分蒸す。

5.表面が固まっていれば冷まし、流しカンから取り出し三角形に切り分ける。



夏越祓(なごしのはらえ)と水無月_d0295818_14322275.jpg

今朝は南の田んぼでやっと田植えが始まりました。

このあたりは梅雨に入り、しっかり雨が降ってから。

夏越祓(なごしのはらえ)と水無月_d0295818_14342520.jpg

でも、近くの田んぼはここだけです。

この風景、来年も見られるといいな。












    

by mami-2013 | 2015-07-01 18:30 | レシピ | Comments(0)

思いつくまま、日々の暮らしを写真と文章でつづっています


by mami
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31