十五夜と夕焼け
2015年 09月 28日
備中国分寺にやってきました。
田植え後に見た赤米の早稲がもう収穫の時期を迎えています。
金色に光って長閑な吉備路の風景。
一段上の普通の稲は高さがそろって稲穂を垂らしているのに
赤米は好き勝手伸びて雑草ぽい。(笑)
夕日を浴びた赤米。
黄色い秋桜も夕日を浴びて
いつものお花畑スポット。
多くのアマチュアカメラマンでいっぱいでした。
秋桜も咲き始めていましたが
ひまわりがまだまだ咲き続けています。
日没の時間になりました。
午後5時53分。
すでに十五夜のお月さまがのぼっていました。
「27日は十五夜で、28日はスーパームーンの満月です。」と
ラジオでニュースの度に聞きましたが
和暦の8月15日が十五夜と決まっているので
必ずしも月齢とは一致しないとのことです。
昔から伝わる伝統行事が
現在のグレゴリオ暦に移り変わっても
お月見の十五夜だけは和暦のままで変わりません。
和暦は1日が新月と決まっていたので
十五夜まで現在の8月15日にしたら
三日月や新月のこともありますものね!
明治5年まで、8月15日は秋たけなわだったわけです。
庭瀬城に移動して。
これだけ和暦と現在の暦とがずれてしまったのなら
伝統行事だけは和暦ですると季節がピッタリとあって
より、本来の意味が理解できることでしょう。
来年のカレンダーは和暦も併記してみようかな。
我が家に帰ってからも一枚。
さすがに暗くなると三脚を使わないと撮れません。