生野の町並み
2015年 10月 07日
生野の町には古い町並みが保存されていました。
銀山独特の生活文化が残り、鉱山職員宿舎なども見られます。
この通りには国登録文化財に指定されている「井筒屋」も並んでいます。
代官所から採掘権を与えられた吉川家が営んできた郷宿で
要人が泊まった記録も残っています。
現在は工房として一般にも開放しているようでした。
生野クラブ
ちょっと瀟洒な邸宅で明治時代、大山師の邸宅として建てられました。
三菱全盛期には企業の迎賓館としても利用されていたそうです。
上品な数寄屋建築でした。
古民家を改修した生野書院
時間が過ぎていたので中には入れませんでした。
市川沿いを散歩していると、向こう岸に立派な神社がありました。
橋を渡りながら下を見るとトロッコ道もあります。
鉱石や物資を輸送するため
生野鉱山本部~支庫(旧生野駅)間に敷設された軌道が
ここだけ残っているようです。
トロッコ道の下の護岸がアーチ状に…。
気になって帰って調べてみたら
大正時代、トロッコ道を敷設する時に
旧生野代官所で使われていた石垣を転用されたものでした。
現代では、この連続したアーチが
土木遺産として高い評価を受けているそうです。
橋を渡りきると姫宮神社。
鉱山には全国から多くの人が集まっていたので
宗派の違うお寺が複数集まり寺町界隈も残っています。
市川の上に、丸木橋のような石橋が架かっていると思ったら
橋ではなく古い水路でした。
とても歴史を感じられる場所でしたが説明板もなく
ちょっと、もったいないな~。
この日は凄い夕焼けでした。
時間があれば砥峰高原のススキを見に…と思っていましたが
生野を出る頃は曇っていたので夕焼けは見えないだろうと
寄らずに後悔しました。
刻々と変わる夕焼けを車中で楽しみました。
おまけ
生野銀山土産は金箔カステラ。
丁寧に三重に梱包され、出てきた姿は
外箱の2/3くらいでした。
^^;
写真集出したらいいのに~!!
日本も素晴らしいところ、たくさんありますよね。
mamiさんの写真はそれをいつも思い出させてくれます^^
こんにちは。お返事遅くなりました。
写真集なんてとんでもない!
でも、お気に入りの写真は
写真葉書にして年賀状にしたりと使い回しています。
nanaさんは、この連休もどこかへ行かれているのでしょうか?
夕方だったのであまり散策できませんでしたが
歴史の重みを感じました。
記事にも書きましたが、こんなに空が焼ける事がわかっていれば
近くにある砥峰高原へ行ったのに!
本当に残念でした。