吉備路の山全山縦走大会 鬼ノ城
2016年 03月 31日
北門から歩き始めると土塁が連なり
眺望が良くなります。
温羅遺跡と書いた碑が立っています。
このあたりは史跡公園として整備されています。
ここは昭和十年に「岡山県十五景地」としても
指定されたようで、その古い碑もありました。
鬼城山の中央目指して登ります。
倉庫群跡がありました。
7棟の礎石が残っています。
当時は高床の倉庫群が建っていたようです。
やっと朝、麓から見上げていた
西門が見えてきました。
この西門と角楼は復元された物です。
11:35 西門に到着。
NHKの番組では、この城を白村江の戦で負けた後
唐・新羅の侵攻に備えて
蘇我氏が整備した山城のひとつとして
紹介されていました。
西門の出入り口です。
地元ではこの山城は温羅伝説と結びついています。
この城壁を保護するための敷石です。
この敷石の発見は国内初だったそうで
似たものは朝鮮半島で数例見つかっているだけだそうです。
そのせいでしょうか? 伝説では
温羅は朝鮮半島からやってきたと言われています。
石塁・土塁による城壁は
鉢巻状に2.8㌔に渡って巡っています。
写真ではよくわかりませんが
児島湖かな?海の方まで見えました。
土塁伝いに南門の方へ向かって歩きます。
南門跡の入口部分です。
規模も構造も西門と同じで、どちらが正門なのか
興味をひかれるところです。
と、案内板には書いてありました。
千手観音のようです。
水門跡です。
6箇所の水門跡のうち唯一水が流れていました。
12:03 東門跡に到着。
ここからは鬼城山を下り奥坂休憩所を目指します。
ここから麓までの山道は鬼ノ城が作られた
当時の登城道と重複しているそうです。
ここまでの距離は13.32㌔。
つづく ヾ(^∇^)