ならまちに遊ぶ
2016年 08月 12日
夕方、ならまちをブラブラ。
平城京に遷都されたとき
この地は「平城(奈良)の飛鳥」 と呼ばれていました。
もう店は戸を閉めた時間で人気も少なくなった頃。
「蚊帳」と書かれた看板のお店です。
今時蚊帳はみかけないけれど
今は蚊帳ふきんとして
雑貨店などで買うことが出来ますね。
この元興寺の旧境内を中心とした地域が「ならまち」です。
かつての社寺の門前町は今では観光の町です。
無念の死を遂げた貴人の霊を慰めた御霊神社も
今では縁結びの神社とか。
遠くに見える憧れの「奈良ホテル」。
ここから見ると崖の上に立っていることに気づきました。
このあたりの地名は不審ヶ辻子(ふしんがつじ)。
変わった名前です。
昔、鬼が毎夜現れ人々を悩ませていた頃
元興寺に力持ちの小僧がいて、鬼を退治しようと争うけれど
勝負がつかず、鬼は逃げ出しました。
小僧は鬼の後を追うも、鬼の姿を見失ってしまいました。
それからこの辺りを
「不審ヶ辻子」と呼ぶようになったといいます。
猿沢の池。ここまで来ると日もすっかり暮れました。
今度は商店街をブラブラ。
修学旅行でも見かけたような土産物。
ここで「鹿のフン」というお菓子を買いました。
美味しかったです。♪
ならまち、ゆったりとした夕暮れが趣きのある雰囲気ですね。
最後の一枚はレトロな昭和の店先を思い出します。洗濯バサミの鹿ちゃんたちが可愛い。
鹿のフンってどんなお菓子だろう、、、ボーロみたいなのかな、興味深いわ。
ならまちは観光客で賑わっている昼間よりも
何か出てきそうな、夕暮れ時が好きです。♪
「鹿のふん」はピーナッツのチョコボールでした。
香ばしくて美味しかったんですよ~。
なぜか、明石家さんまが鹿の着ぐるみを着た
イラストが書かれていていました。
ならまちの蚊帳布巾は私も好きです。
垣谷繊維の白雪ふきんは岡山でも買えるので長く愛用しています。
猿沢の池周りは夕食時にブラブラしたので既に閉まっていたと思ったのですが
閉めてしまったお店もあるのですね。
猿沢の池から奈良駅に向かう商店街通りは遅くまで開いていて
食事もその通りにある
地元食材をふんだんに使った「やまと庵」でいただきました。