旧門司三井倶楽部
2016年 11月 09日
いくつかある洋館の中から
大正時代に三井物産の社交倶楽部として建てられた
「旧門司三井倶楽部」に入ってみました。
見えづらいのですが建物は
ハーフティンバー様式で木造の骨組みが
そのまま外観デザインのアクセントになっています。
玄関の風除室の内側のドアです。
帆船のステンドグラスが
かつて大陸との貿易港だった門司港を象徴しているようです。
階段の親柱の装飾に目を奪われました。
大正モダンというよりも
欧米で流行したアールデコ調の装飾です。
雨が降り室内が暗くわかりづらいのですが
この部屋はアインシュタイン夫妻が
今も当時の姿で残されていました。
この部屋のウィンドウトリートメントが素敵で
天井からバランス(上飾り)がついたカーテンと照明が
窓辺をドラマチックに演出していました。
天井高の低いわが家では真似は出来ないけれど
憧れちゃいます。
アインシュタイン博士は
ここをたいそう気に入ったようで
直筆のお礼の手紙も残されていました。
セピア色のメダリオンから下がった照明もいいですね。
天井の高い古い日本家屋にも合いそうです。
一変してラバトリーは爽やかなホワイト系でした。
必要以上に広いのでバスタブに浸かるために
暖房が必要ではなかったのかな?
この廊下に面した部屋には
門司出身の女流作家、林芙美子の資料室がありました。
撮影禁止だったので廊下だけ。
この建物もJR門司港駅や旧大阪商船と同じく
国の重要文化財に指定されていました。
各部屋のマントルピース(暖炉)も素敵でした。
なんの装飾もない、ただの廊下なのに
美しい!
照明と彩光が考慮しつくされているのでしょうか。
いつもイイネやコメントありがとうございます。
写真がいつも幻想的な雰囲気で・・
普通に撮るのとはまた何か違うような・・
美しいですね。
息子の卒業した高校も国の重要文化財になっていた部分があったので写真に残したことがありますが雰囲気がなんとなく似ているなぁ・・・と思いました。
大切に残したいものですね。
イイネありがとうございます!
素敵な洋館ですね!
ここで生活されていた人達の
暮らしを想像しながら歴史を
感じてみたいですね!( *´艸`)
またゆっくり過去記事もみせてくださいね!
よろしくお願いします!
コメントありがとうございます。
アーモンドバターのお返事もありがとうございました。
この日はお天気が良くなかったので
撮った写真も暗すぎました。💦
明るく撮ろうとしたらザラつくので暗いままのほうが
雰囲気が近いかなぁと…。
hokoさんの息子さんの高校が国の重要文化財なんて歴史のある学校ですね。
神戸の北野あたりには、古い洋館が立ち並んでいいますが
そちらのほうでしょうか?
この時代の洋館が好きなので北野も以前はよく訪れました。(*^-^*)
こちらこそ、コメントありがとうございます。
洋館を訪れた時は、住めるはずもないのに
不動産物件を見るような目で見てしまいます。( *´艸`)
城や御殿を見る目とは全く違い
お宅訪問のような気分です。🎶
もともと、日々の暮らしをつづるブログでしたが
テーブルフォトが苦手で
だんだんと旅行記のようになってきました。
こんなブログですがよろしくお願いします。<(_ _)>