カテゴリ:+ 2013.12.16 古都金沢の旅( 12 )

金沢の旅を終えて  

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思いのほか、長々と書き綴ってしまった金沢の旅ですが

今日で最後にしたいと思います。


駅に向かうと正面には、伝統芸能で使われる鼓をイメージした

「鼓門」が構えています。

ライトアップされた姿は幽玄な印象を受けました。


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金沢には創業百年を超える老舗がたくさんありました。

これも、戦災を受けなかった影響が大きいと思います。


中でも天保年間創業の「石川屋本舗」の寒天菓子の「かいちん」。

金沢では昔、おはじきのことを「かいちん」と呼んでいたそうです。

ガラス細工のようなキュートな姿に食べるのがもったいなくて

わが家では、しばらくの間、ツリーの横に鎮座していました。

今は、食べちゃいましたけど!


加賀百万石の伝統を色濃く残す金沢。

新しい町と伝統的な町並みが融合し

モダンな工芸品や和雑貨

職人技で磨かれた伝統と格式を受け継いだ金箔や和菓子

金沢では新旧いろんな姿を見ることが出来ました。

前回訪れたのは10年ほど前、次に訪れるのは10年後かな?

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by mami-2013 | 2013-12-18 18:30 | + 2013.12.16 古都金沢の旅 | Comments(0)

絵になる「ひがし茶屋街」 

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ひがし茶屋街に着いたとたん
突風と雷雨の荒れ模様のお天気になりました。

ここは、まっすぐな石畳のメインストリート

格子戸の家並みが連なる美しい茶屋街です。

出格子は木虫籠(きむすこ)と呼ぶそうです。

お茶屋さんの他にもお洒落なお店やカフェが立ち並んでいます。


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2001年に国の重要伝統的建造物群保護地区に選定され

街路灯ひとつをとっても、町並みに調和するものを厳選しています。


この通りで、「茶屋美人」という「美」をテーマにした

コスメやお茶、お菓子などを扱っているショップでお買い物をしました。

多くのコスメやお菓子に金箔が入っています。

お土産としても喜ばれそうです。


私もアイシャドウの金箔とプラチナ金箔をお買い上げ!

店内は黒を基調とし、美しい茶屋建築を利用した印象的な空間です。

「茶屋美人」のHPです。→ 

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風情のある柳と思ってシャッターを向けたら

「ひがし茶屋街イチ」の人気撮影スポットでした。

元お茶屋という建物の、鮮やかな紅殻格子が目をひきました。

今は「蛍屋」というお食事処です。


このメインストリートの突き当たりは

「加賀麩不室屋」という加賀麩の老舗です。

金沢は麩の一大産地ということで覘いてみました。

治部煮に欠かせない「すだれ麩」もここで見つけました。


金沢駅の中には「不室屋カフェ」もあって

「麩まんじゅう」や「おやつ麩」などを美味しくいただきました。

「加賀麩不室屋」のHPです。→ 


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ひがし茶屋街に行くには「橋場町」というバス停でおります。

そのバス停は浅野川大橋のたもとにあり

橋の街灯に、あかりが灯りはじめる頃、ひがし茶屋街を後にしました。

観光客が家路へたどり着く頃、茶屋街は本来の姿になっていくのでしょう。

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by mami-2013 | 2013-12-16 18:45 | + 2013.12.16 古都金沢の旅 | Comments(0)

金沢の台所「近江市場」

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金沢では加賀野菜をふんだんに使った

郷土料理を食べたいと思っていたら、同行の先生方が

「金沢に来たからには、海産物を食べたい。」

ということで

鮮度抜群の海鮮丼を求めて近江市場にやってきました。


石川県の山海の幸が集まる近江市場は

まさに「金沢の台所」

想像以上にたくさんのお店と人で

お目当てのお店にやっと辿り着いたら、長~い行列。

しかたなく、少し離れた姉妹店へ。

2階にあるせいか待つこともなく座れました。


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父が注文した「うに丼」

海鮮丼と比べると、ちょっと小振りです。


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残り6人は「海鮮丼」

さすが金沢。お刺身の上にも金箔が。

ネタの種類が多く下のごはんが見せません。

「こんなに新鮮でうまい海鮮丼は食べたことがない。」と。


近江市場に来たからには

内田彩仍さんの本にも載っていた

『金澤台地「たなつや」』にも行きたかったのですが

人の多さに探す気にもなれず

ネット販売で見ればいいやと

次のひがし茶屋街へ向かうバスに乗り込むのでした。

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by mami-2013 | 2013-12-13 18:30 | + 2013.12.16 古都金沢の旅 | Comments(0)

妙立寺は別名「忍者寺」

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現地の方から、金沢一のお薦めスポットと教えていただいたのが

通称忍者寺と呼ばれる「妙立寺」です。

予約制ですが、10人くらいの少人数で

ガイドさんと一緒に詳しい説明を受けながら見学が出来ます。


内部の写真が撮れないのが残念でしたが

幕府の目をあざむくために4階7層からなる内部には

二枚戸、隠し階段、落とし穴、切腹の間など、いたる所に

巧妙な仕掛けがあります。

こうした複雑な建築とからくりで忍者寺と呼ばれていて

忍者が住んでいたわけではありません。^^


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外から見ると、ごく普通のよくあるお寺ですが

一歩中に入ると、多くの階段と迷路状の廊下です。

ガイドさんからはぐれると

二度と出てこられなくなるかもしれませんよ。

ウソウソ。(*^^)v


このあたりは寺町と呼ばれ、約70もの寺院が

ここ泉野台地に集められてています。

寺には一度に多くの武士が常駐できるため

城を守る要塞の役目もあったといいます。


大阪の上町台地にも多くの寺が集められ大阪城を守るため

要塞のように、街を見下ろしていました。

台地の高低差に差がありますが

どちらの寺町も同じ使命があったのでしょう。

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by mami-2013 | 2013-12-11 18:30 | + 2013.12.16 古都金沢の旅 | Comments(0)

長町武家屋敷跡

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ルイヴィトンやポールスミス、ティファニーなどの

ブランドショップが建ち並ぶ香林坊は

金沢きっての繁華街ですが、ここから西へ5分も歩けば

用水路沿いに土塀や長屋門が残る

情緒ある町並みに迷い込みます。

ここが藩政当時の家々が多く残っている長町界隈。

今でも多くのお屋敷が住居として使われています。


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以前、訪れた際、別の季節に金沢に来ることがあれば

必ず再訪してみたいと思っていた「武家屋敷跡野村家」にやってきました。

野村家は、前田家の直臣として御馬廻組の組頭を代々務めていました。

趣のある名石や岩が施され、濡れ縁にせまる曲水。

さらにその先は敷地の高低差を利用した落水になっています。


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松が多く、思っていたほど広葉樹がなかったので

紅葉を楽しむ庭ではありませんでしたが


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この濡れ縁に座って、水の流れを楽しむのが好きです。

雪つりと春日燈籠の薦巻きに

この地に訪れる冬将軍の厳しさを感じられます。


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落水の下の池を望むと、けっこう高さがあります。

再訪する機会があれば

新緑の季節に訪れてみたいと思います。


ちなみに、ここは米国の日本庭園専門誌

「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の

日本庭園ランキングで3位になったそうです。


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この豪快な石段を登った先は


お茶室。

実際にお茶席を設けてくれています。


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上段の間。

総檜づくりの格天井と紫檀、黒檀を使った緻密な細工造り


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黒柿材の透かし彫りの釘隠しや

襖の引き手は鉄刀木(たがやさん)の細工彫。

濡れ縁に接する障子戸のガラスも当時はギヤマンと呼ばれ
往時は目を見張るような品だったことでしょう。


もう少しすれば、界隈の土壁は雪害から護るため
「薦掛け」され冬の風物詩となります。

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by mami-2013 | 2013-12-10 20:30 | + 2013.12.16 古都金沢の旅 | Comments(0)

兼六園のライトアップ

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岡山の後楽園と並ぶ
日本三名園のひとつ「兼六園」です。


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以前、来たことがあるので
行くつもりはなかったのですが
「昨日行ったら、ライトアップしていて綺麗だったよ。」
と言う声につられてやってきました。


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入るとすぐに噴水がありました。
日本でいちばん古い噴水で
自然の水圧で水を噴き上げる仕組みです。


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この灯篭を見ると「兼六園」をイメージするくらい有名な
徽軫灯篭(ことじとうろう)

琴の糸を支える琴柱(ことじ)に
形が似ていることが名前の由来です。


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霞ヶ池の周りの唐崎松などのライトアップ。

池に映った姿が幻想的でしたが
ここで、同じ岡山のご近所さんとバッタリ。
びっくりしました~。


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雁行橋です。
11枚の石からなる縁起のよい橋で
「渡ると長生きする」
と、言われていたらしいのですが
今は、磨耗して危険になり渡れません。

そのせいか、今は
「見るだけでも長生きする。」と
言われているそうですよ。


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瓢池
霞ヶ池ほどの華やかはありませんが
奥に滝があり幽玄さを感じられる池でした。

一度行ったから
いいやと思っていましたが
夜の兼六園は、昼間とは違った趣がありました。

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by mami-2013 | 2013-12-06 18:30 | + 2013.12.16 古都金沢の旅 | Comments(0)

金沢城公園のライトアップ

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歴代藩主の居城。金沢城址を整備した公園です。

ライトアップされていました。



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藩政時代から残っている「石川門」。


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復元された五十間長屋。白壁に鉛瓦が映え

明るい時に見ると、うっすらと雪が積もったような

優美な姿です。


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この日の夕食は郷土料理「治部煮」の定食。

鶏肉に野菜や生麩を甘辛い汁で煮ています。

わさびを添えてあるのが新鮮ですが、とっても合います。


いただいたのは、兼六園入り口近くの

ごく普通の、食堂といった構えの店ですが

とっても美味しいのです。

まるで、格式のある料亭でいただくような、お味でした。

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by mami-2013 | 2013-12-05 23:55 | + 2013.12.16 古都金沢の旅 | Comments(0)

金沢21世紀美術館

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金沢の旅。こま切れになっていますが
まだ続いています。(*^^)v

全国でも屈指の入場者数を誇る現代アート美術館。
ガラスで囲まれた円形の建物ですが
正面入り口というものがなく
入れる所から入りましたという感じです。


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「スイミング・プール」
この下から、空を見上げてみるのを楽しみにしていましたが
残念ながら、地下が工事中で入れませんでした。(T_T)

海底から波間を仰ぎ見たような
幻想的な光に包まれるのかなぁ?

現代アートって
解説を読まないと理解できないものもあります。

作品を自分の知識や感覚で考えてから
解説を読んで納得していく。
解説を読んでも、禅問答のような作品もあります。

もちろん、単純に見て面白いもの。
よくもこんなに凝ったことを!
と夢中になるものもあります。


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「市民ギャラリー」
ここは無料ゾーン。鮮やかな加賀友禅の模様の壁。
この壁沿いにロッキングチェアが並んでいます。

後から知ったのですが
この椅子は、建築界のノーベル賞といわれる
「プリッカー賞」を受賞している
建築家ユニットのSANAAの椅子でした。

椅子の撮影はしていません。


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「雲を測る男」
注意してみると、屋根の上にも作品があります。

設計コンセプトが
「まちにひらかれた美術館」というだけあって
恒久展示のうち7つが無料のゾーンで見られます。

入り口が四方にあり通り抜けもできる
公園の中に溶け込むような美術館でした。

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by mami-2013 | 2013-12-04 18:30 | + 2013.12.16 古都金沢の旅 | Comments(0)

尾山神社の避雷針

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ホテルの向かいにモダンな神社がありました。

尾山神社です。


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昼間の姿は堂々とした神門に風格がありましたが
ライトアップされた参道と神門も幻想的でした。

四面五彩のギヤマンが輝いています。
国の重要文化財です。

一番上の尖塔のようなものは
なんだとおもいます?

日本最古の避雷針だそうです。

ウチのマンションの避雷針は
比べようも無いほど、ゴツインですが
(比べてどうすんの!)
繊細でモダンなデザインです。
ここに、いちばん感動しました。


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尾山神社は加賀藩の藩祖前田利家と
正室お松の方を祀る神社です。

重厚な入母屋造りの本殿です。

見事な庭園もありますが
夜だったので、ここで引き返しました。

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by mami-2013 | 2013-11-28 23:04 | + 2013.12.16 古都金沢の旅 | Comments(0)

2013金沢の旅 ひがし茶屋街の「sayuu」

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内田彩仍さんの「旅のかたち」をよんで、
金沢に行くことがあれば
必ず行ってみたいと思っていたのが
金沢の巻頭ページの「sayuu」さん。

燻し銀のような、カトラリーの並んだ佇まいが美しく
写真を見ただけで惚れ込んでいました。


真鍮のカトラリーと思い込んでいましたが
お店のご主人にお伺かがいしたところ
ステンレスと教えていただきました。

真鍮は食品衛生法に触れるので
百貨店では食器のコーナーには置けず
美術工芸品の売り場に置いてあることなど
お話ししていただきだきました。



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コレクションしているわけではないけど
自宅のフォークに仲間入り。
ティタイムのために、いつの間にか集まりました。
お菓子によって使い分けています。

どれもステンレスですが
「sayuu」さんのカトラリーは
一本一本手打ちで槌跡が残っています。
ステンレスとは思えない古美銀のような趣があると思います。


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ひがし茶屋街の古い町並みの中にある
ギャラリーのようなお店でした。


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内田彩仍さんの「旅のかたち」は
こちらのページで、ちょっぴり紹介しています。

クリック→ 






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by mami-2013 | 2013-11-25 18:30 | + 金沢の旅 | Comments(2)