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2017年 01月 07日

金比羅さん 2017


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毎年恒例の金比羅参りです。

大門をくぐり石段を上っていくと

とぼけた顔をした「こんぴら狗」が出迎えてくれます。



「こんぴら狗」というのは江戸時代

金比羅詣でに行きたくても、それが叶わない人々が

飼犬を自分の代わりとして代参させた風習だそうです。



首に「金比羅参り」の袋を巻き

中には初穂料と道中の食費が入っていたといいます。

犬は金比羅まで、多くの人々のお世話になりながら

代参を立派にすませると再び旅をして

家族のもとに帰ってきたといいます。



主に関東地方において行われたといわれていますが

日本人の人情の温かさを感じる習俗ですね。



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今日の目的でもある「表書院」。

夫が前々から入りたかった場所です。

入母屋作り、檜皮葺で江戸時代初期に建てられた

応接の間として用いられた客殿です。



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立派な唐破風屋根と彫刻。

この建物だけでも美術的な価値がありますが

中には円山応挙の障壁画が五間に描かれていて

いずれも重要文化財になっているそうです。

私は「虎の間」や「上段の間」の障壁画が印象に残りました。



残念だったのが伊藤若冲の作品が今回は非公開だったこと。

次回の楽しみに取っておきましょう。



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石段を785段上り御本宮で参拝をすませると

いよいよ本丸(?)の奥の院へ!

奥の院へは1368段です。



お正月も4日目なので部活で参拝に来ている学生も多く

みんなTシャツ一枚で駆け上がっていきます。



若いっていいなぁ。

「今日はフリースの下はTシャツ一枚だ。」と

豪語していた夫も駆け上がるのは無理なようで

「中学の頃だったら大山登山(鳥取県)で駆け登ったわ~。」と

負け惜しみ。



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なのに、奥の院へ荷物を運ぶモノレール(?)を見つけると

「載せてくれ~!」



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菅原神社の前を通ると今年も梅が咲いていました。

今年は暖かいせいか

紅梅も白梅も両方見られました。



無事、奥の院に着きましたが

左ひざを痛めていたので、ちょっと厳しかったです。

年のせいかなぁ…それとも

新たな支部がふたつも増えて運動量が増えたせい?



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奥の院から下を見下ろすと

ちょうど琴電がやってきていたので写真を撮ったら

JRも通過して行きました。



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下りる途中の楽しみは

途中の資生堂パーラーのカフェでスイーツをいただくこと。

お値段は可愛くないけど奥の院踏破のご褒美です。

夫の好きなストロベリーサンデーと

チョコレートサンデーです。



鎮守の森に囲まれた清々しいカフェです。

雨の日に来てみたいなぁ。





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おまけ

乗り換えの多度津駅で見慣れない列車を見つけました。

夫に聞いたら新しい特急だとか。

海外の列車のようなデザインです。




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by mami-2013 | 2017-01-07 00:29 | + 香川の旅 | Comments(6)
2017年 01月 06日

琴平駅

 
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今年も恒例の金比羅参りにやって来ましたが

琴平駅に降り立ち、なんか違う!



そう

レトロで雑然としていた内装が白と茶でスッキリ。
 


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窓枠もこげ茶色に塗り変えられて

シャープに生まれ変わっていました。



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外壁には新たにランプ型の照明も設置され

おめかし度もアップしています。 

でも、この建物は大正時代に建てられた擬洋風木造建築物。

文化財ではないのかな?

こんなにおめかししても大丈夫?



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古い郵便ポストとも馴染んでいます。



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駅名も控えめな看板に変っています。 

以前の看板よりも絶対にいい!
 


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全景がこちらです。

看板、控えめすぎるくらいでしょ。



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ちなみに、今までの駅舎です。

以前から、このキッチュな看板には違和感がありました。 

さらに夜になると

ドン!



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ネオン、キラキラ居酒屋…みたい。
 
なんで私、こんな写真を撮ってたんだろ~。

と、自分でも不思議。 



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窓枠はグレーで壁はアイボリーがかり

この内装も哀愁があって好きでした。

古い木造建築のまま、ちょっとモダンになった
 
琴平駅でした。

 



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by mami-2013 | 2017-01-06 00:00 | + 香川の旅 | Comments(8)
2016年 01月 31日

金比羅さま 奥の院

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正月三が日はとっくに過ぎていましたが

金比羅さんの参道は多くの人であふれかえっていました。

ここから階段が始まります。





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惣門の前で振り返ると金比羅の街が見下ろせます。





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今年は神馬ちゃんに会えました。

ヾ(^∇^)

去年は夕方から登ったので会えませんでしたが。

月琴号という名の十一歳の道産子です。





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今年も拝殿でお参りをします。


 


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境内からの眺め。

讃岐富士が開聞岳に似ているなぁ。


ここから先は嫌がる夫を言いくるめて奥の院へ!





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奥の院の途中にある常磐神社です。

祭神は天孫降臨の神話にも出てくる

武雷命(たけいかづちのみこと)と

誉多和気尊(ほんだわけのみこと)です。


「ときわ」は「変わらず永遠に続く」という意味があり

人は人生の中で老い、病に伏せ、災害に遭い変わっていくので

「変わらない」ということが

夢にまで見る幸せなことと聞いたので

初詣では今年、詣でに来られたことに感謝し

来年も夫と来られることを願います。





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しばらく歩くと白峰神社に辿り着きます。

保元の乱で讃岐に流され二十六歳で崩御された

崇徳上皇を祀っています。





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菅原神社。

祭神は菅原道真です。

天神さまとして日本人なら知らない人はいませんね。


道真は讃岐の国主を勤め治績があったそうです





九十九折の長い石段を登りますが

階段自体が気持ち、谷側に傾いていて

疲れた足を引きずりながら登っていくと

だんだん斜面のほうに身体が寄っていきます。

歩きにくい!





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鳥居をくぐって、やっと山頂の奥の院の

嚴魂(いづたま)神社に着きました。

\(^o^)/




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崖の上に烏天狗と天狗の面があります。

山岳信仰、修験道とも関わりの深い神々を祀っているそうです。





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奥の院から讃岐平野を臨みます。





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奥の院を降りて総門まで戻ってきました。

もう陽が傾きかけています。

奥の院まで参ったのは三年ぶりで

ちょっと、きつかったかな。





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下まで降りたら

食べてみたかった蜂蜜入りのソフトクリームget!









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by mami-2013 | 2016-01-31 16:59 | + 香川の旅 | Comments(7)
2016年 01月 20日

金毘羅さまへ 鞘橋

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2週目の日曜日、瀬戸内海を渡りこんぴらさんへ。



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昨年から工場していた橋が完成していました。

いつもは、この橋か一の橋を渡りますが 

昨年、金倉川の少し上流に屋根付きの橋を見つけたので

その橋を目指して歩きます。



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この橋です。

美しい曲線を描き趣がありますよね!
 
「鞘橋」という名前でした。

 

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銅板葺きの唐破風です。

以前は一ノ橋に架かっていましたが

今は神事専用の橋となり

金比羅宮の御旅所で行われる年三回の祭りでのみ

使われるそうです。
 
意匠も凝っていました。

 

ここを見学した後は金比羅さんを登ります。







 


 


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by mami-2013 | 2016-01-20 18:44 | + 香川の旅 | Comments(0)
2015年 02月 18日

遍路めぐり 86番札所 志度寺

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前回、電車に乗り遅れ行きそびれていた
志度寺に行ってきました。

志度駅から海の見える道へ
少しまわり道をすると
前回、登ってきた八栗寺のある
五剣山が見えました。

反対側から見たら、ぜんぜん雰囲気が違います。

出べそ…。


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門前です。
手前の両脇に「常楽寺」と「圓通寺」があり
どちらも志度寺の七搭頭のひとつで
「常楽寺」には平賀源内のお墓もありました。


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ここから見る五重塔がきれいでした。


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突き当たりの仁王門。
運慶の力作、仁王像と巨大わらじが迎えてくれます。


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奪衣婆堂。
ボケていますが、八十八ヶ所で
このお堂のあるお寺は珍しいと思ったので。


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本堂。

中は、多くの植物が植えられていて
建物への見通しが悪く
雑然とした印象を受けます。

でも、奥には室町時代作庭の
「曲水式庭園」があったそうです。

写真を見たら五重塔が借景になって
素敵な庭園です。

その隣には枯山水の庭園もあるとか。
行く前にレクチャーしとけばよかった。


余談ですが、途中の坂出駅にも
美味しいうどん屋さんがあります。

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by mami-2013 | 2015-02-18 18:30 | + 香川の旅 | Comments(0)
2015年 01月 30日

遍路めぐり 85番札所 八栗寺

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満腹になったところで
五剣山目指して出発です。

源平の古戦場をぬけ斜面をあがると
石仏がちょこん、ちょこんと
点在しています。

この辺りの庵治町から牟礼町は、石の産地で
遍路道の両脇にも石材所が並んでいます。

イサムノグチ庭園美術館もこの近く。
「行きたいなぁ。」と思いながらも
ガマン。ガマン。

今日は山登りとお遍路さん。


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五剣山の麓にたどり着くと
ちょっとレトロなケーブルカーが
「いらっしゃ~い。」と言わんばかりに待っていました。

日も傾きはじめ、次の志度寺にも行きたいので
山登りはここまで。


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8合目でケーブルカーを降りると
五剣山が目の前に。

弘法大師がこの山に登り求聞寺法を修めた時に
五振りの剣が天から振り落ちてきて、山の鎮守蔵王権現が現れ
「この山は仏教相応の霊地なり」と告げられたので
大師は剣を山中に埋め、鎮護とし五剣山と名づけらました。

右端の嶺が江戸時代の大地震で崩れてしまい
現在の姿になっているそうです。


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もともと、ここは八国寺という寺名でした。
弘法大師は唐へ留学する前に再びここに訪れ
仏教を学ぶ念願が叶うかどうかを試すために
8個の焼き栗を植えられました

無事帰国し、再度訪れると
芽の出るはずない焼き栗が芽吹いていました。

これが八国寺を八栗寺へ改名した由来です。


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お大師様の伝説って
いろんなところに残っていますが
どのお話しもミステリアスです。


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聖天堂です。
東福門院から賜った歓喜天が祀られ
「八栗の聖天さん」として親しまれています。

檜皮葺の屋根で
美しいこの建物を見るだけでも価値があると思います。

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歴史のあるお寺なのに比較的新しいのは
長宗我部元親による八栗攻略の兵火により
全焼したせいです。

江戸時代になり再興しています。


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山を降りながら、すっかり日が暮れ
4時をまわり…。

「山道の日暮れは早い。」
と思いながら
急いで下山。

途中で夫が
「足が…痛くなってきた!」と…。

琴電の線路脇を走っていると
「志度行」の電車が通り過ぎ

まさかの乗り遅れ!

次の電車は30分後
志度寺は5時で閉門。

こんな事を繰り返しながら
お遍路珍道中を10年近く続けています。

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by mami-2013 | 2015-01-30 18:30 | + 香川の旅 | Comments(0)
2015年 01月 27日

遍路めぐり うどんの山田屋

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香川県五剣山にある八栗寺めざして
琴電八栗駅から歩いてのぼりました。
剣を突き上げたような神秘的な山です。


写真でもわかると思いますが
行ったのは紅葉が僅かに残る年末です。
今更~のレポです。


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が、このルートは見所?
も多く、寄り道ばかりしながら…。

ここは、駅からすぐの「総門跡」。
何の総門かというと
源平合戦の時
ここに門を構え、海辺の防御に備えた場所です。


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この、一見なんでもない民家の軒先の場所も
義経が弓を流した場所とか。

海戦の時、義経が脇に挟んだ弓を海に落とし
拾おうとしたところ
それを平家方の熊手にかけられ
海中に落ちそうになった事を
後で家臣に諫められ

平家に弓を拾われ
「源氏の大将がこんな弱い弓を使っているのか。」
と、もの笑いになるのを恐れたと弁明したか。

当時は海の中だったんです。
このあたり。

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山を登っていくと
屋島が大きく横たわっています。

平家が陣を構えた場所です。


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そして、この日いちばんの寄り道が
うどんの「山田屋」。

立派な門構えとお庭をぬけて
吸い寄せられるように店内に入りました。


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私の注文したぶっかけうどん。
ちゃんと運んできてくれるのに
お値段は岡山での「セルフうどん」なみでした。

安!


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夫の注文した釜揚げうどんと天ぷら。


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天ぷらは絶品で
「うどん屋さんレベルの天ぷらじゃないよね~。」
「天ぷら屋さんで食べる本格的な天ぷらみたい~。」
と絶賛しながら


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追加で、小海老のかき揚げも注文。

地元の小海老を使い、サクサクで
こちらも絶品でした!

お昼を過ぎていたので
すぐ座れましたが
帰る人でごった返していたから正午に行くと
満席かもしれません。

また来ようと思いながら
満腹になり店を後にしましたが
八栗寺はまだこれから!



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附近の古戦場の地図がありました。










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by mami-2013 | 2015-01-27 18:30 | + 香川の旅 | Comments(2)