父が畑をつくりまして…
2013年 04月 15日
昨年、実家の庭にある小屋を一棟、撤去したので、その空間に父は畑を作りました。
「土作り」にとても時間をかけていました。
畑作りなんてまったく知らない私も、本を読んで畑について
ちょっとだけ勉強してみました。
土さえ健康なら植物はどんどん生長できるそうです。
肥えた土を入れたり、化学肥料を与えたりしても、いまある庭の土が健康になるわけじゃないので
「健康な土作り」をすることが一番大切なことで
そのためには自家製堆肥作り、それを土に混ぜ滋養を与えるのがいいそうです。
昔から田畑に植えられているレンゲ、カラスノエンドウなどマメ科の植物は
植えておくと土を肥やす「緑肥」と呼ばれる作物で
育ったら引き抜いて土壌に鋤きこむと肥料になるそうです。
レンゲが肥料になることは知っていましたが、あぜ道に生えているカラスノエンドウも
勝手に生えているのではなく、ちゃんと育てていたのですね。
目からウロコです。
コンパニオンプランティングといって、相性のいい作物を並べて植える方法があります。
虫がつきにくかったり、おたがいの生長に相乗効果があったりするそうです。
写真のナスとバジルも相性がいいそうです。^^
人工交配の苗のほとんどが「種子消毒」といい、種採集後に農薬をかけられているので
非遺伝子組み換えの種を手に入れて蒔くこと…。
そういえば
父がジャガイモの種芋を植えた時、
「あまったジャガイモは食べてもいいよなぁ。」と
いつもコメントをくださるtomuくんに何気なく聞いたら
「種芋は農薬で消毒しているから食べちゃあいけんよ。」と言われたそうです。
う~ん。
「食べちゃあいけない種芋から栽培されたジャガイモは、食べちゃあいけないんじゃないだろうか。」
というのが私の思いですが…。
種芋を売る人は平気なんでしょうか?
「種子消毒」と聞くと“消毒してあるから安全”と思ってしまいます。
「食の安全」が叫ばれ、海外からの輸入食品や食品添加物には注意をはらっていました。
でもまさか、家庭菜園の野菜が、すでに種の段階から農薬がしみこんでいたなんて
思ってもみませんでした!
灯台下暗し。またまた、目からウロコです。
以前、読んだ早川ゆみさんの本にも種子のことが書かれていたはず…。
もう一度読みなおしてみよう。
すでに蒔いてしまい、芽がでてきた春菊や人参はどうなんでしょう?
おりました。種芋の表面及び植え付け後の土中の悪い細菌から種芋をガードする為です。しかしこの頃の消毒は薬品でするので残っても食べないのが常識・と聞きました。おいしいジャガイモが出来ると良いですね。
「トウシ」って唐紙のことでしょうか?知らない言葉ですが
昔は天然素材で消毒をしていたんですね。
昨日は畑のとなりの木に、アブラムシが大発生してしまい
殺虫剤をまくわけにはいかないので
木に登り、アブラムシのついた葉だけを、はさみで切り落としていたら
足をすべらせ、地面まで落ちてしまいました。^^;
無農薬で野菜を育てようと思ったら大変ですね。