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鈴木みきの山の足あと

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夏らしい日が続いています。
でも、午前中は涼風が部屋の中を
かけ抜けて行くので
午後からの日ざしの強さは仕方なくても
こんな心地よい夏日が続いてくれたらと願っています。

「鈴木みきの山の足あと」この本は
表紙の可愛さで手にとりました。
CDでいうなら、ジャケ買いといいますか…

著者は、雑誌の読者モデルに応募し
2回目の取材でルポを書き
イラストレターとしても
活躍されるようになった方です。

ご本人も書いていましたが
タダで山に行きたくて
読者モデルとして出したはがき1枚が
アルバイト生活の日雇いモデルから
本を出版するまでになってしまったと。
人生って不思議ですね。


鈴木みきの山の足あと_d0295818_1821266.jpg

ここで紹介してある山は
山小屋に1泊以上して登る山がほとんどで
読んだだけでは、
「自分は登れないだろうな。」と思います。

でも、「行ってみたいな。」
という気にはなります。
「奥穂高岳」がそんな山のひとつでした。
以前、上高地へ旅行をしたとき
GWにもかかわらず、目的地に近づくにつれ
スキーのストックを持った人や
分厚いジャンパーに身を包んだ人たちが目立ちだし

ウールのパンツにカーディガンと
パンプスといった自分の格好が
場違いに思え始め…
事実バスから降りた時には
GWといえど、残雪が残る上高地は
想像を超えた場所でした。

でも、でも、その景色は
「こんなきれいなところ見たことがな~い!」
っていうくらい素敵で
「新婚旅行にはぜったいここ!」
と決めていたのに
あれから一度も訪れてはいません。

写真も、いっぱい取っていましたが
今では色褪せてしまっているほど昔の話です。
忘れかけていたそんな想い出を
ひっぱり出してくれたのがこの本です。

「奥穂高岳」へは登れなくても
河童橋から梓川、大正池を
カメラを持って
もう一度散策してみたいです。
by mami-2013 | 2013-07-19 18:30 | 本のこと | Comments(0)

思いつくまま、日々の暮らしを写真と文章でつづっています


by mami
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