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長町武家屋敷跡

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ルイヴィトンやポールスミス、ティファニーなどの

ブランドショップが建ち並ぶ香林坊は

金沢きっての繁華街ですが、ここから西へ5分も歩けば

用水路沿いに土塀や長屋門が残る

情緒ある町並みに迷い込みます。

ここが藩政当時の家々が多く残っている長町界隈。

今でも多くのお屋敷が住居として使われています。


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以前、訪れた際、別の季節に金沢に来ることがあれば

必ず再訪してみたいと思っていた「武家屋敷跡野村家」にやってきました。

野村家は、前田家の直臣として御馬廻組の組頭を代々務めていました。

趣のある名石や岩が施され、濡れ縁にせまる曲水。

さらにその先は敷地の高低差を利用した落水になっています。


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松が多く、思っていたほど広葉樹がなかったので

紅葉を楽しむ庭ではありませんでしたが


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この濡れ縁に座って、水の流れを楽しむのが好きです。

雪つりと春日燈籠の薦巻きに

この地に訪れる冬将軍の厳しさを感じられます。


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落水の下の池を望むと、けっこう高さがあります。

再訪する機会があれば

新緑の季節に訪れてみたいと思います。


ちなみに、ここは米国の日本庭園専門誌

「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の

日本庭園ランキングで3位になったそうです。


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この豪快な石段を登った先は


お茶室。

実際にお茶席を設けてくれています。


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上段の間。

総檜づくりの格天井と紫檀、黒檀を使った緻密な細工造り


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黒柿材の透かし彫りの釘隠しや

襖の引き手は鉄刀木(たがやさん)の細工彫。

濡れ縁に接する障子戸のガラスも当時はギヤマンと呼ばれ
往時は目を見張るような品だったことでしょう。


もう少しすれば、界隈の土壁は雪害から護るため
「薦掛け」され冬の風物詩となります。

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by mami-2013 | 2013-12-10 20:30 | + 2013.12.16 古都金沢の旅 | Trackback | Comments(0)

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