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祇園祭 函谷鉾(かんこほこ)

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山鉾巡行の前は、間近で鉾が見られると聞いて
四条通りの烏丸西入の函谷鉾町の
函谷鉾にやってきました。

応仁の乱以前に起源を持つ古くからある鉾で
長刀鉾に次いで
二番目に巡行することが決まっている鉾です。

破風が煌びやかです。

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鉾頭の三日月と山形は
山中の闇をあらわすといわれています。

鉾の名は、
中国・斉の孟嘗君が家来の鶏の鳴き声によって
函谷関を脱出できたという故事によります。


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下から見上げるとこんな形。高さは24㍍。
宵山の間は、鉾に上ることが出来ます。

お金を払えば…。

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函谷鉾を飾るタペストリーの中でも一番の至宝
旧約聖書創世記の「イサクに水を供するリベカ」の図。

右側が16世紀にベルギーで製作され
重要文化財の指定を受けています。
左が平成17年に復元新調したものです。


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比較的新しい「モン・サン・ミッシェル」の前掛。


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下水引はパンフレットによると山鹿清華筆の「群鶏図」かな?
その下は胴掛で、左側は「梅に大虎文」。
隣は「ペルシャ唐草文」だと思います。


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鉾の上から下を見るとこんな感じ。
囃子方の目線です。
浴衣を着て歩く人も多く平日なのに大勢の人です。

辺りが薄暗くなると提燈に火が入り
お祭り気分が高まります。


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鉾の前後には樽酒が積み重なっています。


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石持の上かな(?)にも置いてありました。
乗せたまま巡行するのかな?


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破風の内側も金箔と漆を施していました。


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軒先も眩しいほどの金箔。綺麗でした。


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今年新調されたばかりの鉾櫓の四本柱。
柱は漆塗り布張本堅地仕上げ

錺金具(かざかなぐ)は
円山四条派の絵師今尾景年の下絵による
「消鍍金菊花模様厚彫」といい
110年前に作られたものが色褪せ、洗浄し復元しています。
もうピカピカでした。

まだ、ビニールでカバーをしていたので
「巡行の時には外すのですか?」と尋ねたら
「出来たばかりで漆負けする人もいるからこのままです。」
納得。

鉾は「走る美術館」と聞いていましたが
まさにその通りでした。

雅やかな装飾がほどこされた山鉾たち。
ちまきや護符などを授かることで
乗せてもらえる山鉾もあるそうです。


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巡行の時には、あの屋根に上る人もいます。

屋根方と言われる人たちが
電柱、電線などの障害物から鉾を守ります。
7月の暑い日ざしをうけて
熱くなった屋根の上でも裸足で作業をするそうです。

山鉾巡行は近くで見えないから、宵山のうちに…。
と思って来ましたが、巡行の話を聞いたら
その迫力を間近に見てみたいと思いました。


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函谷鉾から近く烏丸通りにあった孟宗山

こんな山や鉾が町内ごとにあるなんて!
西条祭りでも驚いたけれど
祭りにかける町衆の気合いが凄いと思いました。

西条まつり → 

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錦通りを歩いていると「占出山」に遭遇しました。
別名「鮎釣山」。看板によると
神功皇后が肥前の松浦で鮎を釣った逸話が由来です。

神功皇后は古くから安産の神として祀られ
山鉾巡行のくじ順が早いと
その年はお産が軽いと云われています。


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室町通りの道幅全体を占有する「菊水鉾」
電線を避けながら巡行するのは大変そう!

ちょっと歩くだけで
いろんな山や鉾が見られます。
長刀鉾もしっかり見ました!

でも女人禁制です。


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「霰天神山」の傍の小路の奥に「霰天神」がありました。
入り口に真っ赤な和傘と提燈があったので気がつきましたが
普段なら目にも留まらなかったことでしょう。
子どもの声で歌を歌っているのが聞こえました。

今年から旧来通り、「前祭」と「後祭」が復活し
「後祭」の24日が山鉾巡行です。

「鉾の曳き初め」も見ものだそうです。
観光客も誰でもその場に居合わせたら
曳くことができるそうですよ。

錦市場も歩いてみました。
魚屋さんの店先が夕方には居酒屋さんになっていました。

ふらふら歩いていると透明ガラスの地路利を見つけ
お買い上げ。

京都じゃなくても買えるのにねぇ。
夏はガラスに目がありません。

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by mami-2013 | 2014-07-19 18:30 | + 2014.07.11 京都祇園祭の旅 | Trackback | Comments(0)

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