鎌倉の旅 <鶴岡八幡宮Ⅲ>
2014年 12月 13日

「八幡宮」と書かれた八は
やっぱり鳩がモチーフになっていました。
左下は樹齢千年以上の大銀杏。
強風で倒れたことはニュースで知りましたが
残った株だけでも、とてつもなく大きいので
高さもある立派な銀杏だったのでしょう。
この銀杏の影に隠れていた
公暁(くぎょう)という20歳の僧によって
三代将軍源実朝は
28歳で、その命を落としました。
公暁は北条氏によって暗殺された
二代将軍源頼家の遺児。
彼の兄、一幡も北条氏によって
比企一族とともに殺害されいます。
いっけん、恨み辛みの「仇討ち」とも思うこの事件ですが
多くのことが謎となっています。

この日、実朝には
北条氏が付き添う事になっていましたが
体調不良により、源仲章(なかあき)に変わってもらい
彼も殺されています。
事前に、この日、公暁が犯行に及ぶ事を
知っていたからではないか?
という事です。
北条氏にとって目障りな源仲章が亡くなっています。
一方、公暁は逃げ込んだ三浦氏の屋敷で
斬られてしまいます。
三浦氏が公暁に
実朝と北条義時を殺害させるはずが
義時を討つことができず
公暁を口封じに斬ったという
「三浦氏が黒幕ではないか?」という説もあります。
「打倒平家!」で頼朝を中心にまとまっていた御家人達も
頼朝の死後はリーダーシップを失い
有力御家人同士で覇権争いを繰り返し
梶原、比企、畠山、和田一族は滅んでいます。
まるでケネディ大統領暗殺事件のような
謎めいた事件です。
