国宝松江城 その一
2015年 08月 29日
生憎の雨の中
松江城が国宝になったということでやってきました。
先月国宝になったばかりなので城下町は祝賀ムードかと思いましたが
お祭り騒ぎというほどでもありませんでした。
大手門跡から太鼓櫓を臨む。
この広場に関ヶ原の功績により出雲・隠岐の太守となり
松江城を築城した堀尾吉春の銅像がありました。
豊臣秀吉、徳川家康と二人の天下人に仕え
豊臣政権下では三中老の一人として功績を残しているそうです。
あ~、だから松本城や岡山城…いや大阪城に似ていのですね。
太鼓を打って時刻を知らせる太鼓櫓が
明治8年に取壊され約125年ぶりに復元していました。
太鼓櫓だけでなく左へ御貝足蔵と呼ばれた中櫓
南東方面を監視するための2階建の南櫓も復元されていましたが
雨のため、そちらの方までは、歩きませんでした。^^;
穴太衆(あのうしゅう)によって石垣が築かれました。
ここは、打ち込み接(はぎ)という積み方でしょうか。
ひときわ目を引いた楠。
一の門。意外とこぢんまりとしています。
ここをくぐると松江城の正面に出ます。
松江城は、入母屋破風という三角形の飾り屋根が
千鳥が羽を広げたような形ということで
別名千鳥城とも呼ばれているそうです。