維新ふるさと館
2015年 11月 22日
鹿児島駅に降り立ち
チャーターしていたジャンボタクシーに乗り込むと
雨にもかかわらず蒸し暑く
冷房をガンガンかけながら「維新ふるさと館」に向かいました。
維新体験ホールではロボットを使ったシアターが見られます。
上映中の撮影は禁止されていたので
こちらのHPをどうぞ → ★
展示室では明治政府の様子や
日本の近代化工業のさきがけ
「集成館事業」の業績を取り上げていました。
維新前の薩摩藩の苦悩や
北海道の開拓の様子などジオラマで紹介されています。
盛りだくさんあり、時間が無くて全ては見られませんでした。
薩摩藩は西欧列強に対抗するため
オランダ造船書を研究し、日本初の本格的な洋式軍艦を
試行錯誤の末、19ヶ月かけて建造し「昇平丸」と名付けられ
船印として「日の丸」を掲げました。
外国船と日本の船とを区別するため
日本の全ての船の船印として提案したそうです。
明治3年に日本郵船商船規則の中に規定され
以降、国旗としての機能を果たすようになりました。
また「君が代」も薩摩琵琶曲の中の「蓬莱山」の一節を
歌詞として大山巌が選び
英国軍楽隊長ジョン・ウイリアム・フェントンによって作曲されたそうです。
その後、歌詞と洋風のメロディに対し違和感を指摘され
改定後、現在の国家「君が代」に到っているということです。
日本人なのに国歌のことを、何も知らなかったことに
愕然としました。
篤姫コーナー。
主にNHK大河ドラマ「篤姫」での衣装を展示していました。
展示内容が盛りだくさんなので
ここは時間をとって訪れる方がよいです。
帰り間際、西郷さんのゆるキャラに会いました。