「KAYA 古代史ファンタジー -温羅(うら)の伝説-」
2017年 09月 11日
先週の日曜日、RSKバラ園の芝生広場で開催される
「KAYA 古代史ファンタジー -温羅(うら)の伝説-」を
見に行きました。
開演2時間前に着きパフェを食べたり
KAYA夜市と銘打った屋台で酵素玄米おにぎりを食べたりと
開演までの時間は腹ごしらえを楽しみます。♪
この舞台を企画した乙倉俊さんは
和太鼓奏者ですが、
舞台はサックス、韓国の伝統楽器の演奏者
韓国舞踊、ハワイアンフラなどジャンルを超えた人々で
構成されていました。
中でも従姉妹から
「今日、出演するカズキさん。本職は刀鍛冶よ。」
と紹介してもらった方が後から
長船の刀匠の川島一城さんだったと知りビックリ!
2
製鉄を営む村人役として出演され
実際にフイゴで風を送り
迫力ある作刀姿を見せてくれました。
舞台写真はNGだったのでありませんが
こちらの動画で実際の刀鍛冶姿が見られます。
ストーリーは「桃太郎」のルーツといわれる
「温羅(うら)伝説」が元となり
鬼ノ城(総社市)がある備中国の加夜(かや)で
製鉄で栄える国を統治する温羅が、帝から派遣された
五十狭芹彦命(いさせりひこのみこと=きびつひこのみこと)
との戦いを描いていました。
開演時間が近づくと夕陽も沈み、夜の帳がおりてきます。
会場の隣には弥生時代の土器や古代桃の種などが出土した
上東遺跡があり、この舞台にはぴったりです。
近くには吉備の造山古墳などの古墳群や
日本最大級の突出型墳丘墓、楯築遺跡も近くにあり
夜風に当たりながら
古代の息吹を感じさせてくれる舞台でした。
最後に乙倉さんは
「古代の吉備は朝鮮半島やインドから来た人々と
交流しながら繁栄していたといわれ
意見や立場が違う人間同士がどう乗り越えるかを描き
というような話されていました。
観劇の後は出演したアーティストによる
韓国舞踊団の方々の演奏です。
乙倉俊さんの太鼓。
劇中でも場面ごとに演奏をされていました。
力強く、スピリチュアルなカヒコ
男性のフラは久しぶりにお目にかかりました。
夫に言わせれば
「もっと、胸板が厚くねぇーとなぁ…。」
たぶん、こんなカネフラを想像していたんでしょう。
(画像はお借りしています。)
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