日本最古の現存する芝居小屋「金丸座」
2018年 01月 17日
参道から外れ5分程歩いて、ちょっと寄ってみたかったのが
金比羅歌舞伎で有名な「金丸座」です。
元々は金比羅の町中にあったらしいのですが
国の重要文化財として指定を受けた時
火災などの恐れや、文化財として保存を図るために
4年がかりで、今の場所に移築復元されたそうです。
役者の名前を書いた興行幟が並び
華やかな雰囲気です。
実際に公演を見に来たら、この幟を見るだけで
ウキウキした気分になりそうです!
建物の正面にあるこの櫓の上で
公演の時には寄せ太鼓をたたいていたそうです。
建てられた天保6年は
坂本龍馬の生まれ年というので築180年ほどです。
こちらは身分の高い人のための入口です。
皇太子ご夫妻が来られた時などに使われたとか。
春には「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が開催され
私の周りでも「金比羅歌舞伎を見てきたわ~。」
という話を聞いたら春が近づいたなぁと感じます。
我々、庶民はこの入口です。
腰をかがめて頭を低くしてくぐります。
中から見るとこんな感じで
入ったすぐそばに札場があります。
「入口を小さくし、一人ずつ入るから入場料をごまかせないんです。」
建物の中で待機していたガイドさんが
面白おかしく、説明をしてくださいます。
中を見学するには500円の入場料が要りますが
それ以上の価値のある建物でしたよ。
この続きは次回に~。
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初めてコメントさせていただきます。
こんな建物を見させていただくと「わろてんか」思い出します。私も建物の中で落語聞きたくなります。四国でお遍路さんされたんでしょうか‽四国は一度も行ったことがないので何も知りません。
コメントありがとうございます。
建物は見学するだけの遺物としてではなく
人が入って使ってこそ価値があると思います。
四国遍路は、ただいま歩き中です。
一ヶ寺しか行けないこともあるので
もう、何年も歩いていますよ~。(苦笑)
このブログでもご紹介していますが、今、愛媛県に入ったところです。
これからもよろしくお願いします。