春日万灯籠を待ちながら
2019年 02月 21日
4時頃、春日大社に向かいます。
一の鳥居から参道を歩き始めると
ズラッと灯籠が並んでいます。
近づくと参拝者の願い事を書いた紙で出来た灯籠です。
普段はないので
万灯籠の日だけに設置されたものかな。
馬出橋(まだしのはし)がありました!
存在は知っていたけど、いつも気がつかずに通っていました。
この表参道は直線で馬場として使われています。
馬出橋は馬場の始点にあたり、
若宮おん祭で行われる競馬も馬出橋からスタートします。
この表参道には影向の松(ようごうの松)
春日若宮おん祭のときのお旅所、仏教美術資料研究センターなど
参道を歩くだけでもさまざまな見所がありますよ!
この門をくぐると万燈篭の雰囲気が高まります。
この灯籠も普段はありません。
「古事記」の天照大神が天の岩戸にお隠れになったシーンですね。
こちらは国譲り神話です。
国譲りというと穏やかな感じがしますが
高天原と出雲の間で壮絶な戦いがあった事を語っています。
古代の天皇支配の基盤を語る重要な場面だと思います。
おん祭の始まりの燈篭
こんなオブジェもあちらこちらにあり
ライトがあたるようになっていたので
燈篭だけでなく最近は「こんな演出も?」と思ったのですが
そんなわけないですよね~。
暗くなっても灯りはつかず
次の週にある「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」という
イベントのオブジェだったかもしれません。
鹿の手水舎のある二の鳥居まで来ました。
石灯籠にあかりが灯されています。
春日大社は平安時代から今日まで灯籠の奉納が続いているので
2000基もの石灯籠が奉納されています。
壮観ですよね。
ひとつひとつが職人の手作りなので形もさまざまです。
御間道(おあいみち)ここで二手に分かれます。
右側は特別拝観の6時の開門を待つ列、左は一般の参拝です。
開門までまだ1時間もあるので左へ行き南門に出ます。
ちょうど、吊り燈篭に明かりを灯しているところに出会いました。
当たり前だけど、全て手作業なんですね。
辺りが暗くなってきて
神鹿さんたちもほとんどいなくなりました。
春日大社国宝殿にやって来ました。
春日若宮おん祭での舞楽の演奏に用いられる
日本最大級の鼉太鼓が展示されています。
どんな音が響くのでしょうか?
また、御間型灯籠(おあいがたとうろう)に戻り
開門を待ちます。
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2000基もの石灯籠にあかりが灯されてる様子は、ほんと壮観ですね~☆
春日大社国宝殿の日本最大級の鼉太鼓も初めて見せていただきました(^^♪
大きくて、装飾も素晴らしいものですね☆
叩いてるところを聴きたいです~♫
続き楽しみにしています~♡
壮観であり、幽玄な世界でした。
これだけの灯りをともすのに多くの人が点けて回っているところも
見られました。
あの太鼓も12月のおん祭で見るつもりでしたが
雨と寒さで諦めました。