人間国宝藤原啓さんの器でお抹茶と美濃焼
2019年 11月 17日
常滑やきもの散歩道の途中ですが
愛知から帰って備前市伊部へ行っていました。
ここはFAN美術館といい
藤原啓記念館を中心とした美術館です。
総合受付のある本館です。
ここは、息子さんの
人間国宝の故藤原雄氏の本宅でした。
この美術館のシステムは少し変わっていて
受付を済ませると「昭和の間」と呼ばれる応接室に通され
学芸員の方から館内の説明を受けます。
「昭和の間」と呼ばれるのは昭和天皇が
ソファーに座られていましたよ。」
と言われ、思わず腰が浮いてしまいました。💦
窓からは片上湾が見下ろせます。
窓の前にある椅子は
夫はしっかり、座って外を眺めていました。🎵
応接室には藤原啓氏の作品がズラリ!
本館内は硝子の四季をテーマにした特別展で
藤原啓氏の備前焼と日本画と共に
コレクションのエミール・ガレや
ドーム兄弟のランプや花器も展示されていました。
本館と北館を後にして藤原啓記念館へ。
ここは人間国宝の祖父、藤原啓、人間国宝の父、藤原雄
地下の室町時代から江戸時代にかけての
古備前と呼ばれる器も必見です。
漆塗りのものまでありましたよ。
館内を見て回った後は
部屋に展示されている藤原啓氏の茶碗から
好きなものを選んでお抹茶をたてていただけます。
ついつい、この器はHow much ?
と考えてしまいます。
(((・・;)
学芸員さんにカフェに案内していただき
壁のオブジェとなった備前焼で色々と教えていただきました。
釉薬をかけない備前焼に釉薬のようなツヤ
これは自然釉といい、器に灰が降り積もり
灰釉はこの自然釉の原理を人工的に再現したものだそうです。
この壺は比較的温度の低い場所で焼かれたもの。
☆.。:*・★.。:*・☆.。:*☆.。:*・★.。:*☆.。:*・
そして先週、全国陶器市があり
備前焼を見に行ったのに
かねてより探していた両取っ手のついた
スープの器を見つけ!
美濃焼の藤山窯に釘付けになりました。
口径が広いのでシチューやサラダ、丼にも使えそう!
いいね、いいねぇ~。
☆.。:*・★.。:*・☆.。:*☆.。:*・★.。:*☆.。:*・
さっそく、レモンケーキを焼いたのを入れました。
チョコレートのテンパリングに失敗し
完全に溶けずクリーム状になったので
ナイフを取り出し、いちばん苦手なナッペしました~。
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