「片鉄ロマン街道」をサイクリング
2019年 11月 28日
紅葉の綺麗な時期になったので久しぶりにサイクリングを楽しみました。
和気町にある鵜飼谷交通公園でマウンテンバイクを借ります。
この公園はかつてあった片上鉄道の「益原駅」跡に建っています。
ここから片上鉄道の最終駅「吉が原」へ向けて出発です。
片上鉄道の廃線跡地は「片鉄ロマン街道」として
サイクリングやウォーキングを楽しめる遊歩道になっています。
が!出発早々、こんな看板が立っていました。
「熊 出没注意!」
大丈夫なんでしょうか?
標高が上がってくると吉井川が眼下に見えます。
新田原井堰の周辺では西日本豪雨後の河川の改修が今も続いていました。
樹木のトンネルを抜けたら次の駅「天瀬」に到着~!
ここは桜の季節に訪れたいと思っているところ。
この駅のことのレポです。 👇
天神山トンネルを抜けたら…
紅葉真っ盛り。
天神山の麓には天石門別(あまのいわとわけ)神社が鎮座しています。
向かって左側が狛犬、右側が和気清麻呂と猪という
和気町ならではの狛犬(?)です。
素材はモチロン備前焼ですよ。
振り返ると天神山とトンネル。
以前、高校の同級生と一緒に、この天神山を
サイクリングしたことを思い出しました。
今にして思えばよく登ったなぁ…と思います。
船着き場の跡がありました。
片上鉄道ができるまでは高瀬舟が往来し
江戸時代から水運が交通の要だったようです。
吉井川の水辺には桜並木もあり絶景とか!
やっぱり、春にもう一度来たいです。
水鏡になって雰囲気もいいです。
ん? 何かな... と思ったら
陸閘(りくこう)門でした。
普段はこのように開いていますが川が、増水した際は
閉めることで住宅地などへの浸水を防ぐ堤防の役割を果たします。
西日本豪雨の時は、肝心の陸閘門付近がいち早く冠水し
管理者が近づけず閉められることなく被害が広がったところもあるそうです。
よく見ると、陸閘門のある地面にレールが!
鉄道のレールがわずかに残っていました。
このレールの事を夫に教えると、わざわざ戻って写真におさめていました。
苦木駅に到着~。
やっと、10㌔過ぎました。
ここにも趣のある昔の駅舎が残っていました。
パートナーのsimanoのマウンテンバイク。
備前福田駅に到着~。
ここで15㌔過ぎました。
備前福田駅には紅く色づいたメタセコイアが綺麗でした。
晴れていたら、輝くような紅葉だったでしょうね。
河川敷に出ると「こすもす街道」という名がついていましたが
生憎、こすもすは終わっていました。
この辺りから夫は「ケツが痛え~!」
と、叫びはじめ…
夫の不自然にねじれた姿勢…
体脂肪が少ないからダイレクトに振動がお尻に伝わるようです。
可哀想だけど、頑張ってもらうしかありません。
25㌔近く走ったところで駅が見えました~。
吉が原駅では「ぽっぽ祭り」が開催され賑やかでした。
映画「黄色いハンカチ」を思い起こすデコレーション。
お祭りなので動態保存されているディーゼルカーも走っていました。
時間があれば、これに乗って隣の「幸福柵原駅」まで行きたかったけど
マウンテンバイクを4時半までに返さないといけないので
雰囲気だけを楽しんで引き返します~。
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「片鉄ロマン街道」凄く綺麗な紅葉を
見ながらのマウンテンバイク、楽しいでしょうね❤
黄色いハンカチの映画、ほんとに思い出すようなお写真も好きです(*^^*)
北上するにつれ落ち葉に変わっていきましたが
暑くも寒くもない日で気持ちよくサイクリングができました。
南の瀬戸内海の方まで鉄道跡は続いているので
また、そちらへも行ってみたいと思っています
そう、なんで黄色いハンカチかな?
と思っていたのですがアップした後に
この片上鉄道の終点の吉が原駅に鉱山跡があることに気が付きました。
構内に入るとすぐに黄色いハンカチが迎えてくれたのが
すごくうれしかったです。
吉ヶ原駅まで、約25㌔だったので往復で50㌔弱でした。
大阪で仕事をしていた頃はロードバイクで岡山に帰ったり、
小豆島の寒霞渓に登ったりしてバイクの扱いには慣れていましたが
夫にとっては初めての長距離で
「痛みさえなければもっと走れるのに。」と悔しがっていました。
県内には廃線跡のサイクリング道が他にもあるので
色々行ってみたいと思っています。(#^^#)